「がんばってるのに届かない…」は当然です。
「毎日Instagramを更新しているのに、反応がない…」
「いいねもコメントも少ない…」
「見てくれているはずなのに、応募も問い合わせもゼロ…。」
もしあなたがそう感じているなら、ハッキリ言います。
それは“当然”です。
なぜなら、あなたの発信が「がんばっているだけ」で、“戦略”になっていないからです。
「いいこと」を言う発信は、誰も見ていません。
ケア業界は「優しさ」と「まじめさ」の集まりです。
しかし、この“美徳”こそが、発信では最大の足かせになります。
「笑顔で寄り添います」
「一人ひとりに合わせたケアを」
「地域に根ざしたあたたかいサービスを」
残念ですが、これはどこも同じです。
どの事業所も、同じトーン、同じ写真、同じ言葉を使っています。
これで差が出るわけがありません。
人は「正しい言葉」では動きません。
“感じる言葉”でしか、心は動かないのです。
あなたの投稿は“事実”を伝えているつもりでも、見ている人にとっては、“無音”なのです。
SNSで伝わらない最大の理由は、「優しすぎる」からです。
ケア業界の経営者や広報担当がやりがちなこと。
それは「誰にも嫌われない投稿」をしてしまうことです。
ですが、ビジネスで大事なのは、「みんなに好かれること」ではありません。
「共感する人だけに、深く刺すこと」です。
マーケティングの世界では常識ですが、“誰にでも響くメッセージ”は、“誰にも響かないメッセージ”と同じです。
発信の正解は、「やさしく」でも「上品」でもありません。
正解は“逆転”です。
「正解逆転」こそが、ケア業界発信の突破口です。
「正しいことを言う」ではなく、 「本音をぶつける」。
「良い人を演じる」ではなく、 「熱を見せる」。
「当たり前を守る」ではなく、 「非常識で惹きつける」。
これが“正解逆転”です。
たとえば、求人発信ならこうです。
×「笑顔で寄り添う温かい職場です」
→ ✅「笑顔だけじゃやっていけません。だからこそ“本音で支え合える”職場です。」
×「ブランクOK!丁寧にサポートします」
→ ✅「ブランクOK。でも“変わる気のない人”は向いていません。」
この“逆転ワード”を入れるだけで、共感は跳ね上がります。
なぜなら、人は「リアル」しか信じないからです。
「映える」より「伝わる」。
写真は“演出”ではなく、“感情”で選ぶべきです。
SNSを“アルバム”だと思っている人が多いです。
しかし、発信とは「写真+言葉」で作る営業ツールです。
ピース写真や集合写真を載せても、「どこにでもある施設」にしか見えません。
撮るべきは、
●ケア中の真剣な表情
●スタッフ同士が笑い合う瞬間
●利用者が自然にほほ笑む一瞬
これらは「キレイ」ではありません。
ですが、“心に刺さる”のです。
それが、選ばれる事業所の写真です。
「がんばってるのに届かない」は、発信を“自分視点”でやっている証拠です。
多くのケア事業所が、SNSを「自分の日記」と勘違いしています。
「今日は○○のイベントをしました」
「スタッフ紹介です」
「地域清掃に参加しました」
悪くはありません。
でも、誰も興味がありません。
大切なのは、“相手の感情”を動かす構成です。
この「感情トリガー」がない投稿は、いくらがんばっても、無風です。
「伝わる発信」に変える3ステップです。
1️⃣ “綺麗ごと”を1つ壊す。
→「優しい」ではなく「正直に」。
→「笑顔」よりも「本音」を。
2️⃣ “共感キーワード”を足す。
→「わかる」「そうそう」「それ!」が出る言葉を使います。
3️⃣ “行動導線”をつくる。
→ 見た人に「ちょっと話を聞いてみよう」と思わせる導線(LINE・DM・HP)を設計します。
発信とは、“接客の延長線”です。
画面の向こうにいるのは、「数字」ではなく「人」です。
SNSは「無料の求人広告」ではありません。“信頼残高”の口座です。
1投稿で応募は来ません。
でも、毎日の発信で信頼は積み上がります。
これを積み上げ続けた先に、
「この事業所なら安心できる」
「この人のもとで働きたい」
という信頼残高が生まれます。
だから、投稿は「続けること」よりも、「磨くこと」が重要です。
“優しさ”の中に、刃を持ちましょう。
ケアの仕事は「やさしさ」でできています。
しかし、情報発信の世界は「競争」でできています。
やさしいだけでは、誰も見つけてくれません。
そして、がんばっているだけでは、届かないのです。
これからは、「優しさの中に刃を持つ」発信をしましょう。
本音で語り、リアルを見せ、信念を突き刺す。
その瞬間、あなたの事業所は“空気”から抜け出します。
そして、あなたのSNSは、“採用の武器”に変わります。
それが、ケア業界の情報発信の新常識です。
ケア魂デザインって何をしてくれる?
ケア魂デザインは、ケア業界専門のクリエイティブチームです。
「採用できない」「応募が来ない」と悩む訪問看護・訪問介護・訪問リハビリ・デイサービスなどの事業所に向けて、“写真×言葉×ストーリー”で人の心を動かす採用ブランディングを行っています。
私たちの強みは、4つの視点に凝縮されています。
1️⃣ ケア業界専門の視点で提案
現場を理解しているからこそ、机上の空論ではなく、リアルな温度感と共感を生むコンテンツをご提案します。
2️⃣ 元モデル×カメラマンの写真力
“写る”ではなく“伝わる”写真。光・表情・空気感まで計算された撮影で、スタッフの魅力や職場の温もりを可視化します。
3️⃣ 現場密着型のヒアリングで“人柄”を引き出す
インタビューでは、スタッフ一人ひとりの“想い”や“人間味”を丁寧に言葉にします。理念ではなく、リアルな声で求職者の心を動かすことを大切にしています。
4️⃣ 制作後も“活用”まで伴走アドバイス
ただ作って終わりではなく、Googleビジネス・Instagram・求人媒体などへの効果的な活用方法までサポート。
“応募が来る”までをゴールに伴走します。
関東エリアを中心に、「ケアの現場に笑顔の連鎖を」を合言葉に、採用・ブランディング・広報をトータルで支援しています。