採用サイトに載せたいコンテンツはコレ!
まず最初にお伝えしたいのは、文章力に自信がなくても全然問題なし! ということです。
「私、作文は苦手で…」なんて方でも安心してください。採用サイトに必要なのは、文学的な名文ではありません。大事なのは“リアルな声”と“人柄”。
むしろ、パソコンでカチッと整った文章よりも、手書きのメモや、会話をそのまま文字に起こしたインタビュー形式の方が温度感が伝わるんです。たとえば、「今日はちょっと疲れたけど、利用者さんに“ありがとう”って言ってもらえて元気が出た」なんて一言。これこそが宝物です。
② 一日の流れ(タイムスケジュール)
応募者の多くが気にしているのは、実は施設の一日の過ごし方。
求人広告を見ても「働いてみたら思ったよりハードだった…」なんてギャップがあると、せっかくの応募も辞退につながってしまいます。
だからこそ、タイムスケジュールの公開はめちゃくちゃ大事。
「どのくらい体を動かすんだろう?」
「お昼休憩はちゃんと取れるのかな?」
「1日中バタバタなのか、余裕があるのか?」
こうした疑問に答えるだけで、応募者の不安はスッと軽くなります。
📌おすすめ例(訪問看護)
時間 | 内容 |
---|---|
9:00 | 朝礼・準備 |
9:30〜12:00 | 午前の訪問(2〜3件) |
12:00〜13:00 | 昼休憩(ここはお弁当タイム🍙) |
13:00〜16:30 | 午後の訪問(2件) |
17:00 | 帰社・記録入力・退勤 |
🗣️ワンポイント
スケジュール表にスタッフの直筆コメントを添えると、グッとリアル感が出ます。
「この時間はいつもホッと一息」「ここはみんなで情報交換して笑ってます」などの一言で、空気感まで伝わります。
③ 写真ギャラリー(現場の雰囲気)
「アットホームです」と文章で書くより、写真一枚の説得力は100倍。
文章は頭で理解させますが、写真は一瞬で心に飛び込んできます。
📸おすすめ写真例
●スタッフの自然な笑顔(作り笑いは不要!)
●利用者さんとの体操やレクリエーションのシーン
●訪問に出発する前の準備の様子
●おやつや昼食の時間(ほっこり感UP)
●季節ごとのイベントや地域交流のひとコマ
🗣️ワンポイント
プロのカメラマンでなくても大丈夫。スマホで十分です。
むしろ、少しラフで自然な写真の方がリアルさが伝わるんです。
④ 代表・管理者のメッセージ
「どんな人がこの施設を運営しているのか?」は、応募者がめちゃくちゃ気にするポイントです。
ここに人柄がにじみ出ていると、「ここで働きたい!」という気持ちが一気に高まります。
📌載せたい内容
- 事業を始めたきっかけ(「自分の家族の介護がきっかけで…」などは共感されやすい)
- 利用者さんやスタッフに対する想い
- 一緒に働きたい人のイメージ(「笑顔で人と接するのが好きな方」など)
🗣️ワンポイント
形式ばった文章はいりません。
「〜なんです」「〜だと思っています」くらいの話し言葉でOK。背伸びせず、そのままの人柄を出すことが一番の魅力になります。
⑤ よくある質問(FAQ)
応募者が抱くモヤモヤを、事前に解消できるコーナー。
FAQがあるだけで応募のハードルは一気に下がります。
📌よくある質問例
●残業はどのくらい?
●子育て中でも働ける?
●車通勤できる?
●1日の訪問件数は?
●資格がなくても大丈夫?
🗣️ワンポイント
ここは正直に。
「残業は月に平均○時間程度」「未経験でも同行研修があるから安心」など、リアルな情報をそのまま伝えることが信頼につながります。
⑥ 募集要項(求人情報)
ここは採用ページの“必須パーツ”。
求人広告と同じ情報でOKですが、必ず採用ページにも載せましょう。
📌掲載項目
- 職種(例:訪問看護師/介護スタッフ)
- 雇用形態(正社員/パートなど)
- 勤務地
- 給与/賞与/手当
- 勤務時間・休日
- 必要資格
- 応募方法(電話・LINE・メールなど)
🗣️ワンポイント
数字だけ並べるより「柔軟に相談OK」や「働き方に合わせます」と書くだけで応募者は安心します。
⑦ 応募導線(応募のしやすさ)
せっかく「ここで働きたい!」と思っても、応募方法が面倒だとスッと気持ちが冷めてしまいます。
だからこそ、応募のしやすさは超重要。
📌応募しやすい工夫
・スマホでタップしたらすぐ電話がかかるボタン
・LINEのQRコードですぐ問い合わせ
・名前と連絡先だけで送れる超簡単メールフォーム
🗣️ワンポイント
「まずは見学からでも大歓迎!」と書くだけで、応募ハードルはぐっと下がります。
採用サイトは“信頼をつくる場”
結局、採用サイトに必要なのは派手な演出ではありません。
コピーライターの技術を活かした“伝わる文章”こそが大切なのです。
※コピーライターとは…商品の魅力や企業の想いを、読む人の心に届く言葉に変換する専門家。単なる文章作成ではなく、「伝わる表現」や「心を動かす言葉」を生み出すスキルを指します。
必要なのは、
●毎日の様子
●スタッフのリアルな声
●あなたの想い
これだけです。
つまり、「ありのままの施設の魅力を、ちゃんと形にして伝える」。
それが採用サイトの一番大きな役割なんです。
👉 だからこそ、気取らず、飾らず、リアルに。
応募者が「なんだかここ、良さそうだな」と感じられること。
その瞬間こそが、採用成功の第一歩です。