【応募ゼロの原因シリーズ】口コミサイトを放置して悪影響
こんにちは、ケア魂デザイン編集部です。
今回は「口コミサイトを放置していると応募がゼロになる原因になる」というテーマを掘り下げていきます。特にGoogle口コミ(Googleマップのレビュー)は、応募者・利用者のどちらにも影響を与える見えない要因です。
「うちは口コミなんて気にしていないから…」と放置している事業所ほど、知らないうちに損をしています。
なぜ口コミサイトが応募に直結するのか?
求職者が応募前に必ずチェックするものの一つがGoogle口コミです。
求人票やホームページで見えるのは“事業所が見せたい姿”。
一方で口コミは“実際の利用者・ご家族の声”。この差が大きいと、応募者は「裏側はどうなんだろう?」と不安を抱きます。
特に介護・看護・リハビリなどのケア業界は、「人間関係」や「雰囲気」を重視する人が多いため、口コミが安心材料になるか、不安材料になるかの分かれ道になるのです。
要注意!口コミを放置して失う信頼とチャンス5つ
【放置の悪影響①】ネガティブ口コミがそのまま残る
当たり前ですが、マイナスの口コミは書かれやすく、プラスの口コミはお願いしないと集まりにくいのが現実。
つまり、放置=悪い声だけが残る状態になりやすい。
求職者が検索して最初に目にするのが「星2つの評価」「スタッフの態度が冷たい」などのコメントだったらどうでしょう?
それだけで応募をやめる可能性が高いのです。
【放置の悪影響②】「更新されていない=動きのない事業所」と見られる
口コミの日付にも注目してください。
最後の投稿が3年前…という状態は、求職者にとって「もう活動していない?」「人が入らないから口コミも増えないのかな」とマイナスの印象を与えます。
これはホームページのお知らせ更新と同じで、“放置感”は信用を落とすサインです。
【放置の悪影響③】Google検索で不利になる
意外と気づかれていないのがSEO(検索順位)への影響です。
Googleは「口コミの量・質・返信状況」を評価基準にしているため、放置している事業所は自然と順位が下がります。
つまり、「〇〇市 デイサービス 求人」などで検索されたときに、競合に埋もれてしまうのです。
【放置の悪影響④】返信がない=冷たい事業所の印象
口コミに返信をしていないと「利用者の声を無視している」という印象を与えます。
たとえ悪意のある口コミでも、丁寧に対応することで「誠実に向き合っている事業所」という印象に変わります。
逆に返信ゼロは、「スタッフ対応も雑そうだな」というイメージを植え付けるのです。
【放置の悪影響⑤】スタッフのモチベーションにも影響する
口コミは応募者だけでなく、既存スタッフの気持ちにも影響します。
「うちの事業所、口コミ悪いまま放置されてる…」と感じると、誇りを持ちにくくなります。
口コミを集めて見える化し、良い声を共有することはスタッフのやりがいアップにもつながるのです。
意外と盲点!「口コミの中身」で判断されるポイント
口コミを読んだ応募者は、意外と細かいところを見ています。
「送迎車が汚い」と書かれていた → 清潔感がない職場?
「スタッフの入れ替わりが多い」と書かれていた → 人間関係に問題あり?
「対応が早くて助かりました」と書かれていた → 段取りの良いチーム?
つまり口コミは、サービス評価だけでなく職場環境の鏡にもなっているのです。
今日からできる!口コミを味方につけるシンプル習慣
【解決策①】口コミを“資産”として育てる
口コミは放置するものではなく、資産として育てるものです。
✅利用者や家族に自然にお願いする仕組みを作る
✅季節のイベント後や退院時に「よろしければ口コミをお願いします」と声かけ
✅QRコード付きカードを渡して手間を減らす
こうした工夫で口コミは積み上がります。
【解決策②】返信は“誠実さの演出”
返信は長文である必要はありません。
ポイントは「感謝」「改善の姿勢」「温かさ」の3つ。
「この度は温かいお言葉をありがとうございます」
「ご不便をおかけし申し訳ございません。改善に努めてまいります」
「またお会いできるのを楽しみにしております」
この3行だけでも印象は180度変わります。
【解決策③】Google口コミを採用ツールに変える
口コミは応募者への最高の説得材料になります。
「ご家族から“スタッフが優しい”と言われた」口コミは、求人票の何倍もの説得力があります。
つまり口コミ=無料の採用コンテンツなのです。
口コミ放置は“応募ゼロ”の近道
Google口コミは利用者だけでなく、応募者、スタッフ、そして検索順位までも左右する大きな要素です。
放置していると「応募が来ない」「採用が難しい」という悪循環に陥ります。
逆に口コミを大切に育てれば、信頼を積み重ね、応募が自然と集まる仕組みを作ることができます。
「口コミサイトを放置している=応募ゼロの原因」という視点を、ぜひ意識してみてください。
応募者は求人票以上に口コミを信じています。
今日からでも口コミの管理を始め、応募ゼロからの逆転につなげていきましょう。